June 12, 2002 
 



大雪国立公園の中にあって観光の中心部分となる層雲峡と層雲峡温泉街。
層雲峡は大雪山に源をもつ石狩川沿い約24kmにわたって連なる一大渓谷です。
高さ160mもある神削壁や天城岩の絶壁、
四角、六角の断面をもつ柱状節理の大岸壁がそそり立ち、
大景観が広がっています。
またこれらの岸壁から落下する数々の滝の風景が素晴しいです。
観光の拠点となる温泉街にはロープウェイをはじめ博物館や温泉、商店街、
宿泊施設が有り観光客を始め登山者など全国から多くの人々が訪れています。




●大雪山国立公園
 
北海道の中央部に広がる総面積約23万ヘクタール(神奈川県とほぼ同じ)になる日本最大の国立公園です。旭岳(2,290m)を最高峰に、南には忠別岳、トムラウシ山、美瑛岳、十勝岳などの標高2,000m級の山々が50kmも続いています。東側には日高系の古生層から成る石狩山群が続いています。北端には黒岳、凌雲岳、北鎮岳、北海岳などの山々がお鉢平と呼ばれる中央火口を囲むように並び東西約15km、南北10kmに広がっています。この北海道の屋根と呼ばれる山々の大パノラマや渓谷美はいくつもの展望コース、探勝コースから望むこともできるのです。

●流星の滝・銀河の滝 
 層雲峡温泉街から大函へ続く遊歩道を自転車で約8分(3km)のところに絶壁、不動岩の左右から流れ落ちる滝、流星の滝と銀河の滝があります。流星の滝は断崖の間およそ90mのところから1本の太い線にまとまって流れ落ちています。銀河の滝はおよそ120mの高さの断崖から幾筋もの流れとなって白糸のように流れ落ちるダイナミックな景観を見せています。日本の滝百選にも選ばれています。

●大函・小函
 
流星の滝・銀河の滝から約2km、柱状節理の岩がつくりだす160mの高さにまで及ぶ大迫力の絶壁が続く小函があります。小函からさらに2.5km進むと柱状節理でもより巨大な岩の断崖が続く大函があります。地球的規模の自然が創りだす光景をまのあたりにすることができます。

●層雲峡ビジターセンター
 
初めて層雲峡に訪れる人に、大雪山周辺の自然環境を詳細に紹介・解説している。動物や鳥についての他、層雲峡渓谷の解説や大雪山の詳しい現地の生登山情報、高山植物情報など貴重な情報が数多く用意されています。
・開館時間:6月〜10月(8:00〜17:30)無休
       11月〜5月(9:00〜17:00)
・休館日:11月〜5月 毎月曜日(祝祭日の場合は翌日)
     年末年始
・入館料:無料
・TEL 01658-9-4400
層雲峡ビジターセンター

●大雪展望台エスポワールの鐘 
 温泉街より車で約35分、上川町、駅から車で約5分の北西部高台に上川町開基90年を記念してつくられた大雪展望台があます。大雪山連峰が最も良く眺められる位置に建てられており、展望広場、語らいの広場、ふれあいと芸術の広場がある。「希望・望み」の願いをこめた日本一大きなエスポワールの鏡が美しい音色を響かせています。

●らくらく登山「黒岳」7合目
 標高1,984mの黒岳には、層雲峡温泉街からロープウェイに乗って約7分で5合目まで簡単に行く事ができます。さらにリフトに乗って約15分で7合目に到着。それぞれ5合目、7合目でも雄大な景色は十分楽しめます。また、7合目のリフトを降りてしばらく歩いたところに200種もの高山植物が咲き乱れる花畑があり、ナキウサギやシマリス、クマゲラなどの姿も見られます。黒岳山頂へは整備された登山道をさらに約1時間の歩きで到着。
 山頂からは北鎮岳などの山々をはじめお鉢平と呼ばれる噴火口の大パノラマを見ることができます。

●大雪山層雲峡ロープウェイ 

・層雲峡温泉街〜黒岳5合目(ロープウェイ)
 
大人片道1,000円往復1,850円
・黒岳5合目〜黒岳7合目(リフト)
 
大人片道400円、往復600円
・営業時間

ロープウェイ

リフト

12月〜1月
9:00〜16:00

9:30〜15:20

2月〜3月

8:00〜16:00

9:00〜15:20

4月

8:00〜16:30

9:00〜15:30
5月1〜6日

7:00〜17:00

9:00〜16:20

5月7〜28日

7:00〜17:00

切替運休

5月29日〜5月31日
7:00〜17:00
9:00〜16:30
6月1日〜8月20日
6:00〜19:00
6:30〜18:30
8月21日〜9月30日
6:00〜18:00
6:30〜17:30
10月1日〜10月13日
6:00〜17:00
6:30〜16:30
10月14日〜10月15日

6:00〜17:00

切替運休

10月16日〜10月31日
7:00〜16:30
切替運休
11月1日〜11月6日
8:00〜16:30
切替運休
11月7日〜
8:00〜16:30
8:30〜15:50
層雲峡ロープウェイ TEL 01658-5-3031

●大雪高原温泉・沼めぐり 
 大雪高原温泉は温泉街より西南方面へ約28km奥に入った標高約1,300mの名勝地。周辺はハイマツやダケカンバのまがりくねった木や密生する高山植物、エゾマツやナナカマドの木々におおわれる場所です。夏期は緑岳や白雲岳、高根ヶ原に至る登山やハイキングの入口として賑わいを見せるところ。ここまで温泉街より車で約1時間。ここから徒歩で約3時間の沼めぐりコースが人気です。高根ヶ原ふもと一帯は大小さまざまな高山沼があり神秘的な風景を見せています。また花畑や柱状石の岩壁の景観も見ごたえがあります。


●浮島湿原 
 温泉街より車で約50分、上川駅より車で約20分、到着の駐車場より徒歩約20分で浮島湿原に着きます。上川町の東北端、標高850mの位置にある高位湿原です。広範囲に広がる湿原の中にいくつかの沼が点在し、周辺には高山松が族生して神秘的な風景を見せています。ヤチスゲ、モウセンゴケ、コケモモなどが群生している他、湖沼の水面には草本生や薊苔生の植物が浮島のように浮かんでいます。

●アンガス牧場
 温泉街より車で約40分。上川駅より車で約15分。南東方向にアンガス牧場があります。この牧場からは大雪山連峰の雄大な遠景が眺められます。牧場にはアメリカやカナダから導入されたアバーディンアンガス牛が飼育されており、広大な牧草地の広がる北海道らしい牧歌的風景も見もの。

●銀泉台(標高1,490m)
 温泉街から車で約1時間、赤岳登山の入口にあたる銀泉台に到着します。銀泉台から見る紅葉は日本一と言う人も多い程見ごとな紅葉一大パノラマが望めるところ。ここから赤岳の登山は徒歩約3時間の行程となります。

■登山
大雪山は表大雪、裏大雪、十勝岳連峰に大きく分けられるが、旭岳(標高2290m)の北海道最高峰を筆頭に、2,000m級の山々がいくつも連座し、昔から登山をする人々が大勢おしよせているところです。

●黒岳(1,984m)  
 前述の様に7合目まではロープウェイ、リフトを乗り継げばおよそ30分もかからずに着くことができます。あとは上り約1時間15分位の行程。山頂には避難小屋黒岳石室がある。
有料1人1,300円〜1,500円、6月最終日曜日から9/20ごろまで
TEL01658-5-3325)
*比較的簡単に登れるが2,000m級の山だけに天候の急変も考え、準備は万全で望みたい。

●赤岳(2,078m)〜白雲岳(2,230m)
 層雲峡温泉街から車約1時間で銀泉台へ。銀泉台から上り約4時間半、下り約3時間の行程です。
銀泉台→(1時間30分)駒草平→(1時間30分)赤岳→(1時間)白雲分岐→(40分)白雲岳

●大雪高原温泉〜高原沼〜白雲岳
大雪高原温泉→(2時間)高原沼→(1時間)高根ヶ原→(1時間)白雲岳上り約5時間、下り約4時間の行程

●永山岳(2,046m)〜北鎮岳(2,244m)
愛山渓温泉→(3時間30分)永山岳→(2時間)北鎮岳
上り5時間半、下り4時間の行程。北鎮岳から約1時間半で黒岳石室に向かうこともできます。

●旭岳(2,290m)
 山麓駅(標高1,100m)からロープウェイで約10分、標高1,600m付近の姿見駅まで行くことができます。頂上までそこから約1時間半。
旭岳ロープウェイ

●層雲峡温泉  
 多くの登山者が利用していた温泉も今は大雪山国立公園最大の温泉郷として人気の観光地となっています。泉質は硫化水素泉、効能は胃腸病、糖尿病、神経痛、リウマチなどに良いとされます。            
入浴は温泉街のホテル・旅館・ペンション・民宿で日帰り入浴できる他、大規模な温泉施設が入った層雲峡温泉「黒岳の湯」で入れます。
・温泉入浴料:
大人600円、小学生300円
         タオル150円、レンタルバスタオル250円

・営業時間:10:00〜21:00 毎週水曜日定休日
・問い合せ先TEL 01658-5-3333
 層雲峡温泉 「黒岳の湯」

●大雪高原温泉 TEL01658-5-3818
 大雪高原山荘で日帰り入浴ができます。泉質は酸性硫化水素泉で高血圧症、動脈硬化症、リウマチ性疾患、糖尿病、水虫などに良いとされます。 
・入浴料:
大人700円、子供350円
・営業時間:6月〜10月上旬
       10:00〜17:00
大雪高原温泉


●愛山渓温泉 TEL01658-2-3887
 愛山渓倶楽部で日帰り入浴ができます。泉質はナトリウム・マグネシウム炭酸水素塩・硫酸塩泉。胃腸病やリウマチ、筋肉痛、五十肩、冷え症、神経痛などに良いとされます。
・入浴料:
大人500円
・営業時間:5〜10月 10:00〜20:00 冬季休館

●氷瀑祭り
 
 毎年、厳冬の2月〜3月に石狩川の渓谷で開催される雪と氷の祭典が氷瀑祭りです。
巨大な氷の像が何基も立ち並び、その中をくぐり抜けたり、その上に登ったりと様々に楽しめます。

 
 
氷瀑祭りの詳細は、“こちら”をクリック!

■交通
●バス 道北バス TEL 0166-23-4161
・旭川〜層雲峡 約1時間50分、片道1,950円
・上川〜層雲峡 約30分、片道800円
・留辺蘂〜層雲峡 約2時間、片道2,050円
・層雲峡〜大雪湖 約30分、片道400円


層雲峡の宿情報


リンク情報



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